政治

大統領
チュニジア共和国の元首である大統領は5年ごとの国民の直接選挙で選出され、任期は5年です。

2009年10月25日に行われた大統領選では、ズイン・エル・アビディン・ベン・アリ大統領が得票率89.62%で圧勝し、5選を決めました。
今回の大統領選の投票率は89.45%、選挙結果の詳細は下記の通りです。

ズイン・エル・アビディン・ベン・アリ大統領 (立憲民主党):得票率89.62%
モハメット・ブシハ(人民統一党):得票率89.62%
アフメット:イノベリ(民主統一連合党):得票率3.80%
アフメット・ブラヒム(エッタジディード(変革)運動党):得票率1.57%

1956年独立を果たしたその日からチュニジアは進歩と近代化を推進しています。同年に開催された初のチュニジア議会で、個人身分法が最初の議案として採決されましたが、これは重婚を廃止するものであり、女性開放と男女平等を成文化するものでした。1987年のズィン・エル・アビディン・ベン・アリの大統領就任を機に、チュニジアは社会的、政治的に発展段階に突入します。ベン・アリ大統領は、大統領の終身任期制を廃止し、さらに新たな政党結成を歓迎しました。

議会
国民は立法権を衆議院(Chamber of Deputies)と参議院(Chamber of Councillors)を通して、もしくは国民投票で行使することができます。
国会議員は選挙法で定められた方法および条件に従い、自由、直接、秘密が守られた普通選挙によって選出されます。

衆議院選は5年ごとに行われます。 参議院の議席数は衆議院の議席数の3分の2を上回ることは認められておらず、現行の衆議院の議席数を考慮し、6年ごとに選挙が行われます。

衆議院と参議院 両院とも憲法の条項に従って立法を執り行います。法律の主導権は大統領と衆議院議員にあります。また両院によって憲法付属法案、財政法案、予算規定案が可決されます。

衆議院は政府が憲法49条、58条によって規定された国家の政策全般および基本選択に従って行動を起こさなかった場合、政府に対し不信任案を投票によって提示することができます。

現在チュニジアの政党は複数あり、2009年10月25日の衆議院選では214議席を7つの政党でシェアしました。 各政党が獲得した議席数は下記のとおりです。

立憲民主党(RCD /The Constitutional Democratic Rally) 161議席
社会民主運動党(MDS / Socialist Democrats Movement), 16 議席
人民統一党(PUP / People’s Unity Party) 12 議席
民主統一連合党(UDU / Unionist Democratic Union) 9 議席
自由社会党(PSL/ Liberal Social Party) 8 議席
進展のためのグリーン党(PVP/Green Party for Progress) 6 議席
エッタジディード(変革)運動党(Ettajdid Movement) 2 議席

このほか政府および諮問機関には国務院、会計院、社会経済評議会、憲法評議会、高等イスラム教評議会があります。

チュニジアの政治に関する詳細:
The Presidency of the Republic of Tunisia
http://www.carthage.tn/en/index.php?option=com_frontpage&Itemid=129
The Tunisian Government Portal
http://www.tunisie.gov.tn/index.php?option=com_frontpage&Itemid=61&lang=english